代表取締役 小島 幸文
商空間プロデュースを面白いと思ってくれる若者を増やし、
一緒に地域を活性化させたい
仙台の街が好きに
私は、青森県出身です。大学から東京に行き、大東文化大学 経済学部経営学科でマーケティングを中心に学びました。
大学を卒業後、「ディスプレイ業界」企業の東京本社に勤め、転勤で仙台にやって来ました。来てみてすぐに、仙台はいい街だなと思いました。まず、ご飯がおいしいし、通勤するのに満員電車に乗らなくて済むというのもいい(笑)。
東京に未練はなく、仙台で結婚をし、離れられなくなりました。
自力で事業をやってみたい、仙台ならできそうだと思い、入仙から2年目に起業しました。ゾウケイ社という会社を立ち上げたのは1997年です。
今は、飲食店を中心に独立開業を支援する仕事、キッチンカーのプロデュース・製造、店舗・オフィスの企画デザイン・設計・施工管理を中心にやっています。
私もまだまだ現役で現場に入っています。例えば、エヌダイナー(キッチンカー)のプロデュースや製造、店舗の企画デザイン・設計・施工管理、飲食店開店のためのプロデュース等をしています。
クライアントを感動させたい。何かを作って、すごいねとほめられた経験が原点に
自分が今のような仕事をしている理由は、「クライアントを感動させたい」ということがまずあります。そして、そのお店に来てくれる人にも喜んでもらいたいという思いも強い。
自分にとってその源泉はと考えると、子どもの頃に親や兄弟に、何かを作って喜んでもらったことがスタートじゃないかなと思います。みんなが笑顔で、自分も笑顔になれる。私は仕事を選ぶときも、やはりそこ決め手でした。
現在では、空間づくりが仕事になっていますが、仕事をする上において、テーマはずっと変わっていません。自分がプロデュースしたお店にユーザーとして行って、他のお客様が来て喜んでいる姿を見られたら嬉しいし、そのお店が繁盛していたら嬉しいし、オーナーの笑顔が見られたら、それこそ最高に嬉しいんです。そういうことをどんどん仙台から増やしていこうと思い、日々仕事をしています。
これからの夢
プロデューサーが活躍できる場をもっと増やしていきたいと考えていて、例えば、カフェ併設のクリーニング店など、新しい業態のディスプレイ業にもチャレンジしていきたいです。
そして、商空間プロデュースの仕事を面白いと思ってやってくれる若者を増やしていきたいです。一緒に、お店を繁盛させ、喜んでくれる人を増やして地域を活性化させていきたいです。